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自然妊娠力を高めるための治療とアドバイスを中心に安心と信頼と心の通うクリニック

 

 

東京・赤坂駅から徒歩1分のところに自然妊娠力を高めるクリニック 『美馬レディースクリニック』がある。

東京で開業するにあたり赤坂を選んだ理由は、以前からよく訪れているので馴染みがあり、 東京の中心部であったからだと美馬氏は語る。

 

「物件探しの時に、この立地と間取りを見てここしかないと直感し、 その場で契約をしました。 赤坂Bizタワーの目の前で人通りも多いですし、 赤坂駅からすぐの場所にあります。 それに加えてこの場所は、女性の比率が高いところも魅力の一つです」

 

周りの人からは、場所が都心すぎて1年ももたないだろうと言われていた。

 

「開業当初は、全くお客様が来ませんでしたね ()でも、スタッフと良いお客様に支えられ、 なんとか持ち堪えました。 私には今までの経験があるので、ここで開業しても絶対に通用するという自信がありましたね。 気づけば開業して4年になります。 時が経つのは早いものです」

 

美馬氏は、北海道の高校を卒業し、 東京慈恵会医科大学の医学部に入学するために上京した。 卒業後、同大学付属病院産婦人科で勤務。 そこでは、当直時に一晩で10件のお産を担当したことがあり、この記録は未だにやぶられていないという。

 

「多い時には、月に150件のお産を担当しました。 殆ど睡眠時間が無く大変ではありましたが、 振り返ってみれば有意義な時間であったと思います。 この経験のおかげで、今も現役でやっていけているのだと思います」

その後、父親が経営する産婦人科医院を引き継ぐ為に北海道に戻ることとなる。 しかし、過酷な勤務をしたこともあり体調を崩し、 仕事をすることが困難な時期があった。

 

「あるとき急に、いつもとは何かが違う違和感を体に感じたんです。 検査を受けたら大腸ガンでした。 すぐに手術を受け、なんとか治ったと思った矢先に心筋梗塞、脳梗塞に見舞われ、しまいにはガンが肝臓にまで転移していたのです。 正直、私の人生もここまでかと思ったこともありました。 でも、家族や仲間たちの支えもあり、これではいけない、元気になってまた医者をやるんだと意識を奮い立たせたのです。その甲斐があってか手術は無事に成功し、病気は次第によくなっていきました。この時ばかりは、自分が生きているということに感謝をしましたね」

 

体調が回復し、 現場に戻ってまた以前のようにバリバリと働けるまでになり、不妊治療などの講演を数年間で100回以上行えるまでになった。

「仕事は大変ではありますが、充実感を得ることが私には非常に大事だと思っています。仕事を失ったら人生の楽しみが無くなってしまいます。 誠心誠意打ち込める仕事があるからこそ、遊びも楽しめるのだと思います。

世間では60歳から65歳が定年と言われていますが、私は80歳まで現役でいたいと思うのです。これからまだ新たな出会いもあるでしょうし、まだまだお酒も愉しみたいですしね ()

 

 

 

美馬氏は、婦人科医療の世界ではトップクラスにいる。 長年この業界で取り組んできたからこそ、今では自然妊娠を推奨している。

「現代社会では、 大変多くの女性がストレスを抱え、睡眠不足や栄養バランスの悪い食事など、 生活習慣が乱れてしまうことが増えました。 その結果、 細胞を老化させるサビ つまり活性酸素が過剰に発生し、 娠力の低下を招いてしまっています。 誰もが今の世の中で社会を生き、 誰もが次なる生命の源であるからこそ、自分自身をもっと大切にし、体に悪いことをやめて体に良いことを続ければいいのです。 女性に限らず男性にも同じことがいえます。

 

今、不妊治療の平均年齢は41歳なんですね。 それを考えると、だいたい35歳から45歳くらいの方々が不妊治療をされていますが、 体外受精が一般的に知られるようになったのはここ15~20年のことで、 高度生殖医療というものは治療費もかなり高額なのです。 こに関わる医師の中には、生命を妊娠させるという考えよりも先に、 病院経営に走ってしまう医師も現れる時代になりました。

私は医師として、多くの患者さんを診てきましたし、体外受精も自然妊娠も経験をしてきましたので、 自然妊娠の良さをよく理解しております。 自然に帰ってみるとやはり自然が一番いい、ということになるんです。 不妊治療でお悩みの方は焦ることなく、 また、たくさんの情報に惑わされずに、ご自身の心と体にしっかりと向き合ってみて欲しい。そして、多くの方々に自然妊娠の良さを知っていただきたい、これが私の目標です」

 

美馬氏は、 大病を患ったことで自身の命と素直に向き合う時期があった。 また、 産婦人科医として常に生命の誕生に携わってもきた。 だからこそ今、命の尊さを知り、人に優しくなれるのではないだろうか。 また、人生には限りがあることをよく知っているが故に、 もなお、 好奇心旺盛でチャレンジし続ける姿勢を貫いているのにも納得がいく。

 

 

以前、取材を受けた雑誌からの抜粋

 

プロフィール:

1943 東京都生まれ

1968 東京慈恵会医科大学医学部卒業

2013 美馬レディースクリニック開業